日系アメリカ人の歴史に触れることができる全米各地の日系アメリカ人関連施設や碑をご紹介します。
Bainbridge Island Japanese American Exclusion Memorial
ベインブリッジ島日系アメリカ人排除記念碑(ワシントン州)
©John S Chao
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日系人の強制収容がアメリカで最初に始まった場所、ワシントン州ベインブリッジ島にある、収容された276名の日系移民を偲ぶ碑。不当な扱いの犠牲となった日系移民は、主に農場や製材所で働いていました。同碑は276名の名前を刻んだ「物語の壁」を中心としており、2009年に竣工式が行われ、2011年以降、一般公開されています。
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Japanese Cultural & Community Center of WA
ワシントン州日本文化会館(ワシントン州)
©Japanese Cultural & Community Center of WA
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アメリカ本土最古の日本語学校であり、強制収容から戻った日本人が暮らした建物にオフィスを構えるJCCCWでは、日本語クラスや日本文化に関するイベントを開催しているほか、シアトルの日系移民一世のリーダー、三原源治の生涯を伝える「三原源治展」が常設展示されています。真珠湾攻撃後に日本のスパイという言われのない疑いをかけられ逮捕された三原が、戦後シアトルに戻り、日系社会の再建に尽力した様子を知ることができます。
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Wing Luke Museum
ウィング・ルーク博物館(ワシントン州)
©Wing Luke Museum
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シアトルのインターナショナル・ディストリクトにある同博物館は、日系に限らず環太平洋地域のアジア系移民の歴史と文化にフォーカスを当てています。「移民を取り巻く環境が激変している60年代のうちに、アジア系の歴史を後世に伝える場所を開設する必要がある」と主張した、後のワシントン州司法次官補ウィングルーク氏の働きかけによって1967年に創設された同館には、戦前に日系アメリカ人が経営した企業の広告をはじめ貴重な資料が展示されています。
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The “Puyallup Assembly Center” (PAC) Remembrance Gallery
ピュアラップ・アセンブリーセンター 追悼ギャラリー(ワシントン州)
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ワシントン州のピュアラップ・フェアグラウンドに建設された州最大のアセンブリセンターの歴史を展示する施設。ピュアラップ・フェアグラウンドに収容されたのは12万5000人以上の日系人で、そのうち3分の2が米国生まれの市民、残りは日系移民一世か、日本との捕虜交換の一環として米国に強制送還された中南米諸国の日本人でした。
Japanese American Museum of Oregon
オレゴン日系アメリカ人博物館(オレゴン州)
photo by Curtis Suyematsu, courtesy of the Japanese American Museum of Oregon
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オレゴン日系アメリカ人博物館は、1998年に発足したOregon Nikkei Legacy Centerから2020年に名称を変え、オレゴンにおける日系アメリカ人の歴史と文化を包括的に展示、収蔵する博物館として誕生しました。同館ではポートランドの日本街の資料が見られるほか、日系人が送り込まれた強制収容所についても学ぶことができます。
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Japanese American National Museum
全米日系人博物館(カリフォルニア州)
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日系アメリカ人の歴史や文化を伝承する博物館として、1992年にロサンゼルスのリトルトーキョーに開館した全米日系人博物館。同館は日系アメリカ人の工芸品、服飾、芸術、写真、オーラルヒストリーなど10万点以上を所蔵しています。特に、日本人が移民としてアメリカに渡ってきた当時や第二次世界大戦中の強制収容の模様を伝える常設展示は必見です。
※2025年7月現在、展示施設は改修のため休館中です。再開館は2026年末を予定しています。
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Go for Broke Monument
日系人部隊の碑(カリフォルニア州)
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全米日系人博物館と併せて訪問したいリトルトーキョーにある日系人部隊の活躍をたたえる碑。黒い花こう岩に第二次世界大戦に従軍した1万6126人の名前が記され、碑の最上部には442連隊のスローガン「Go for Broke」が刻まれています。見学は金曜日の12時30分から16時30分・土日の11時30分から16時30分のみ、またはesoldier@goforbroke.orgまで予約が必要です。
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Japanese Memorial Terminal Island
ターミナルアイランド・メモリアル(カリフォルニア州)
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ロサンゼルス港に近いターミナルアイランドは、第二次世界大戦前、主に和歌山から移住してきた漁師とその家族の居住地でした。日本語で教える学校や神社などもあり、日本人でにぎわっていましたが、彼らもまた戦時中、強制収容所に送り込まれました。日本村だった面影は、現在は一角にあるコンクリート製の鳥居と漁師たちを模した銅像にのみ残されています。
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Japanese Cultural Center of Hawaii
ハワイ日本文化センター(ハワイ州)
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日本文化と歴史の伝承を目的に設立。常設歴史展示「おかげさまで」は、農園労働者だった日系移民の農具、家屋などが展示され、当時の生活の様子を垣間見ることができます。第二次世界大戦時の記録映画の上映もあり、アメリカ軍に従軍した日系人のさまざまなストーリーを視聴できます。また、1943年にハワイに開設された日系人強制収容所、ホノウリウリについての資料も展示されています(ホノウリウリ日系人強制収容所跡のツアーは休止中)。
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Japanese American Memorial to Patriotism During World War II
全米日系米国人記念碑(ワシントンDC)
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第二次世界大戦中の強制収容など差別的な措置を受けた日系人の忍耐を顕彰する記念碑。同碑は、日系三世の彫刻家、ニーナ・アカムによる「黄金の鶴」をシンボルとしています。また、碑の敷地内には、第二次世界大戦で戦死した800人超の日系人兵士の名前を記した「名誉の壁」が配置されています。
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