麵はラーメン、まぜ麵から蕎麦、うどんまで。
飯はカレーライスにジャンバラヤ、ベトナムご飯など。
今、絶対食べたいサンディエゴの麵もの＆飯もの20杯を一挙紹介！

• 麺もんの中でもやっぱり不動の人気！ サンディエゴのラーメン
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麺もんの中でもやっぱり不動の人気！ サンディエゴのラーメン

スープのないラーメン、まぜそば3種が新登場！（ひのてつ）

日本風、東南アジア風、メキシコ風の3種ある混ぜそばの中で編集部おすすめは日本風。ほんのりワサビのソースと、麺と具のハーモニーが絶妙でぺろりといけます。

　

「まぜそばT's Style」（$10）。バーベキューポークと鰹節、海苔、ネギ、モヤシ、ラーメンと同じ玉子がトッピングされた“日本風”混ぜそば。よくかき混ぜるのがおいしく食べるコツ！

まぜそばブームが
いよいよサンディエゴに!?
大食いカレー、大食いラーメンと、面白い企画を次々打ち出しているひのてつから、新メニュー、まぜそばが登場。ラーメンの麺を、スープでなくソースで食べるまぜそばは、日本では定番メニューの一つで、LAやNYでは人気を博しているそうですが、いよいよそのブームがサンディエゴに!? そのまぜそばを、日本風、東南アジア風、メキシコ風と、ソースも具も違い、 織り成す風味がまったく異なる3種をそろえたところがさすがローカルにも愛される人気店。どんな食の好みの人でも「自分はこれ！」という 一杯がきっとあるはず。飲んだ後のシメはもちろん、ランチにもぴったり。

スイートチリソースを絡めて食べる“東南アジア風”「まぜそば Y's Style」（$10）。玉子はポーチドエッグ。

こちらは“メキシコ風”「まぜそば A's Style」（$10）。バーベキューポークとオリジナルサルサ、チーズ、モヤシがトッピング。ソースはレモン汁とアボカドソース。

モチモチの手もみ麺に絡む香ばしい熟成味噌（らーめん龍馬）

塩、しょうゆ、味噌と3種のスープがありますが、イチオシは味噌。特製の熟成味噌を焦がす一歩手前まで火にかけるひと手間で、香ばしさとまろやかさのある奥行きのあるスープを実現。

　

「Miso Ramen」（$9）。あえて煮込み時間を短くした、あっさりクリア豚骨スープベースが味噌の味を引き立たせます。シンルなトッピングでも満足度最大級ですが、好みでトッピングを足すのも◎。

麺、スープ、チャーシュー
全てが旨い完成度の高い一杯
スープに入った状態での食感にこだわった特製麺、黒豚の豚骨で取るクリアな清湯スープベース、厳選した豚バラ肉を使ったチャーシュー…おいしさのために、ひとつひとつの食材にこだわり、手間ひまを惜しまずに作られるラーメンは、見た目は素朴で味わいは奥深く、「質実剛健」と言いたくなる正統派のおいしさ。スープベースは豚骨ですが、濃厚にし過ぎないことで、塩、しょうゆ、味噌のいい味を引き出すなど計算し尽されています。店の雰囲気はモダンジャパニーズで、アルコールやアペタイザーも充実しており、バーのようにも楽しめます。アペタイザーやアルコールはクレアモントとパシフィックビーチで違うメニューもあり、2019年秋オープン予定のヒルクレスト店には本格的寿司バーもありと、それぞれの特徴があるので、ぜひ全部の店に足を運んでみて。

「Chasyu Miso Ramen」（$11.50）。

「Killer Spicy Miso Ramen」（$10.50）。

とろける角煮が載った「Kakuni Ramen」（$11.50）。

コレは絶対ハマる！ 汁なしの新感覚ラーメン（らーめん麺真）

モチモチの太めの麺をソースとよ～く絡めて食べる汁なしラーメン「あぶらっそ」。ラーメンでありながらイタリアンパスタのようでもある独特のおいしさ、虜になります。

　

「あぶらっそ」はトッピング違いでStandard（$11.25）とDeluxe（写真$15.75）があります。麺と具をかき混ぜて下にあるソースと絡めて、タバスコグリーンハラペーニョをちょっと垂らすのがオススメの食べ方。セットのスープはそのまま飲んでも、途中から麺に入れてもOK。

オーシャンサイドで開店1年
さらに進化したラーメン専門店
日本で話題のラーメン店、Bassoドリルマンの店主、品川さんがオーシャンサイドにらーめん麺真をオープンしたのは昨年のこと。この1年の間、ヘッドシェフを務める益子さんと共に、現地のお客さんの声を取り入れながらメニューを進化させてきました。チャーシューの焼き加減やスープのだしの割合なども変え、「ついに完成形と言える」と胸を張る品川さん。看板メニューの汁なしラーメン「あぶらっそ」もサイドにスープが付くようになりました。普通のスープとして飲むことを想定してラーメンのスープより薄めですが、途中で麺に投入して食べるのもあり、とか。自分流のおいしい食べ方、研究しがいがありそうです。

トッピングを極めて究極の一杯を探せ！（麺屋うるとら）

麺屋うるとらの定番人気ラーメンと言えば、「豚骨味玉ラーメン」「味噌ラーメン」「担々麺」。その味にちょっと変化をつける、スタッフおすすめのトッピングを教えてもらいました。

　

「味噌ラーメン」（$11.95）＋「バター」（$1）＋「コーン」（$1）。「最初は普通に味わって、だんだんとバターが溶けてきた頃によくかき混ぜるのが私の食べ方です。スープの風味が変わって一杯を2度楽しめます」（クレアモント店マネージャー エミさん）

随所に職人技が光る
おいしくて体にいいラーメン
化学調味料一切なしで作る豚骨白湯スープと、香りと食感の良い北海道産小麦「春よ恋」を使って自ら製麺する麺で、「安全・安心・良質」にとことんこだわって作られる麺屋うるとらのラーメン。ネギのシャキシャキ感から、味玉の半熟具合まで、細部まで徹底的にクオリティーを追求した一杯は、トッピングのさじ加減もすばらしくて、下手なトッピングを注文して味を壊したらどうしよう…と思ってしまうほど。というわけで、いつもとちょっと味わいを変えたいときにおすすめのトッピングをスタッフに直接聞いてみました！

「担々麺」（$10.95）＋「チャーシュー5枚」（$4）＋「味玉」（$1.50）。「濃厚な味がお好きならおすすめは担々麺。脂身までおいしい特製チャーシューとトロトロの味玉はそれだけでもおいしく、私にとっては必須トッピングです」（ミラメサ店マネージャー ミナコさん）

「豚骨味玉ラーメン」（$11.45）＋「のり」（$1）。「のりをスープに浸して食べるのがおすすめです！ 自慢のまろやかな豚骨スープと、のり風味の相性は最高だと思います。のりを入れることで食感に変化も出ます」（キッチンスタッフ ほのかさん）

日本酒とペアリングできる風味豊かな美食ラーメン（ビショックラーメン＆酒バー）

著名人もお忍びで通うビショックはラーメン店とは思えない、お洒落な店内で、おいしい日本酒やプロのバーテンダーが作るカクテルを片手に本格ラーメンを堪能できます。

　

「Umami Ramen」（$12）。豚骨ベースに魚介のうまみをプラスしたスープはまろやかで、だしの深みのある優しい味わい。ペアリングのおすすめは米本来のうまみとスープのバランスがよい特別純米酒「むかしのまんま」（グラス$9～）。常温に近い温度で飲むのがおすすめです！

日本人オーナー＆シェフが3年間
ラーメンを食べ歩いてたどり着いた味
毎日食べても飽きない優しいラーメンというコンセプトで3年かけて開発されたビショックのラーメン。おいしさの決め手は、豚骨と鶏ガラ、野菜を10時間煮込んでるだし。食材を吟味して作られた風味豊かなラーメン、日本酒との相性も良く、まさに店名通りの“美食”ラーメン。すしロールや塩麹、味噌麹など日本の伝統調味を駆使したアペタイザーも豊富で、日本酒は常時30類以上。ジャパニーズウイスキーなどのクラフトカクテルもあり、バーのようにも楽しめるのも同店の魅力です。

「Tsukemen」（$15）。つけダレは魚介豚骨ベース。コシのある同店の特製麺を堪能できる一杯です。ペアリングのおすすめは旨味と酸味のバランスがよくキレのある「惣誉」（グラス$10～）。

サンディエゴの蕎麦、うどん他

[蕎麦] お茶屋から仕入れるこだわりの茶そば（横浜やきとり工房）

同店の茶そばは横浜の茶屋、丸秀園から仕入れているとあって、お茶の風味が豊かなのが特徴。飲んで食べた後でもつるりといける、最高のシメの一品でもあります。

　

「茶そば」（$9.50）。風味も、喉越しもたまりません。

地鶏の焼き鳥と
日本の生ビールで乾杯！
地鶏を使ったこだわりの焼き鳥と、日本から直送したアサヒ樽生スーパードライが目当ての常連も多い人気店、横浜やきとり工房。ここの茶そばは麺をお茶専門店から仕入れているのが自慢。さすがにお茶の香りがしっかりして、シメの一杯にするにはもったいなく感じるくらいのクオリティーです。ビタミンCやポリフェノールなどお茶の成分が入っているので美容と健康に良さそうなのも嬉しい点。とはいえ、この店は地鶏を使ったメニューもおいしいので、まずは焼き鳥やつまみでお酒を堪能しきってから、茶そばをどうぞ。毎日深夜2時まであいています。

これぞ日本の居酒屋といった雰囲気も魅力です。

サンディエゴの飯もん

この味は家では出せない！ ハマる人続出の金沢カレー（野球鳥）

金沢出身のヘッドシェフ、 鋭矢（えいし）さんが年月をかけて開発した理想の金沢カレーがこれ。当初は週末深夜限定でしたが、あまりの人気で、通常ランチでも食べられるようになりました！

「金沢カレーOriginal」（$9）にポークカツ、ソーセージ、カニクリームコロッケなどをトッピングした「金沢カレーDeluxe」（$18.50）。トッピングの揚げものも手を抜かず、それだけで食べられる主役級のおいしさ！ なお、トッピングは個別にすることも可能。例：ポークカツ、チキンカツ、カラマリ（各$5）、唐揚げ、カニクリームコロッケ（各$5）、カキフライ（4個$6）など。

焼き鳥とラーメンもスゴイが
カレーもスゴイ！
金・土曜の深夜だけに提供されるシェフ特製ラーメンなど、おいしいものの研究開発に余念のないシェフ渾身のオリジナルメニューが話題を呼び、新たなファンを獲得している野球鳥。焼き鳥とラーメンの店でしょ、と思っているとしたら、その情報はかなり古いです。編集部の今のイチオシは、金沢カレー。その名の通り、石川県の金沢で愛されているご当地カレーで、具が全部溶けきったようなトロトロのルーがあふれんばかりにかかっているのが特徴。濃厚で、ほんのり甘味とコクがあって、家庭で作るカレーとはまた別物。まだ食べていない人、ぜひ一度お試しを！

店内も少しずつ変化。間仕切りができ、活気がありながらも落ち着けます。

リブアイステーキが贅沢に載ったベトナムの焼き肉ご飯（ミニョン・フォー・アンド・シーフード）

柔らかく香ばしいリブアイの焼肉とご飯にビーフブロスのスープとサラダ付き。満足度の高いベトナムのプレートご飯です。

「Rice Plate：Grilled Steak」（$11）。卵焼き（$1.75）を載せたり、ご飯をチャーハン（$5）にアップグレードしたり、お好みでカスタマイズもできます。

ランチにもオススメ
新鮮で良質の肉、魚介、野菜を使ったベトナム料理を味わえるミニョン・フォー・アンド・シーフード。薄切りのリブアイをステーキにしてご飯と共に食べるシンプルなプレートはそんな食材本来のおいしさを堪能できるメニューの一つで、ご覧の通り、ランチにもぴったりの一皿です。ディナーで来るなら、ハッピーアワーメニューにもあるオイスターをお見逃しなく。その時々、世界各地からの質の良いオイスターを仕入れており、ビールやワイン、ウイスキーなど種類豊富なアルコールと共に楽しめます。店内は広々として清潔感があり、落ち着いた雰囲気で食事を楽しめるのもこの店の魅力です。

リブアイステーキに焼きエビをプラスした「Cow Ate My Shrimp」（$12）も人気の一品。

スパイシーさがクセになるジャンバラヤ（クラブハット）

ソーセージ、チキン、アサリ、エビと具だくさんのジャンバラヤ。ピリ辛のケイジャンスパイスがまた食欲をそそります！

トマトを使ったニューオーリンズの伝統的な料理、クレオールスタイルの「Spicy Jambalaya」（$16.83）。2～3人でシェアできるボリューム。定番は米ですが、同店では麺（リングイネ）を選ぶこともできます。

量り売りシーフードだけじゃない
ご飯ものケイジャン料理もうまい
量り売りのボイルシーフードを好みのソースで食べるケイジャンスタイルのレストランとしておなじみのクラブハットですが、実はジャンバラヤやパスタなど、飯もの、麺ものも充実していること、ご存知でしたか？ 中でも写真のジャンバラヤは編集部がやみつきになったご飯もの。たくさんの具とスパイスと、お米の食感と、全てのハーモニーがすばらしく、お腹いっぱいになってもつい手が伸びてしまうほど。一人分にはちょっと多いので、ボイルシーフードなどメインのメニューと共に、みんなでわいわいとシェアして食べるのをオススメします！

オリジナルカクテルも充実！

※このページは「ライトハウス・サンディエゴ2019年10月号」掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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