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アメリカ生活大辞典

携帯電話を選ぶ

公衆電話が少ないアメリカでは携帯電話を持っていると便利。
日本と異なる料金体系やサービスなどを含め、携帯電話サービスへの加入の仕方を説明しよう。

一般契約にはデポジットが求められることも

 携帯電話への加入には、18歳以上であれば、誰でも加入できるプリペイド方式の携帯電話に加入するか、一般契約で加入するかの2通りがある。
 プリペイド方式は、携帯電話の端末と、使用通話時間が決められたカードを購入するだけ。カードには30日、45日、90日、165日などと有効期限がある。

 一方、一般契約は、18歳以上で、ソーシャルセキュリティーナンバー、カリフォルニア州発行の身分証明書(運転免許証、IDカード)を持っていることが必要。また、通常、最低1年以上の契約をしなければならない。

 これらを持っていなかったり、クレジットヒストリーが悪かったりすると、契約時にデポジットを求められる。その額は電話会社やクレジットのスコアなどによって異なり、最低125ドルから500ドル程度。デポジットは毎月期日までにきちんと料金を支払っていれば、1年後には返還される。

 携帯電話のサービスには、個人プラン、ファミリープラン、ビジネスプランがある。個人プランでは、月々最低29ドル99セント(2007年4月時点)からある。

 ファミリープランの場合には、2台から5台の携帯電話を1つのプランで使用することができる。2台で月々59ドル99セントからのプランなどがあり、プランで決められた使用時間をみんなでシェアすることができる。また、携帯電話から携帯電話への通話(Mobile to Mobile)は、無制限というプランも多い。

 ビジネスプランはファミリープランと同じ仕組みで、契約には会社のクレジットヒストリーやタックスIDが必要。

加入するプランは余裕あるものを

 電話会社により多種多様のプランがあるが、月々の支払い額が安いプランほど、使用できる通話時間が少なく、通話する時間帯にも制限が多い。Anytime Minutesなどと呼ばれる時間帯は通常、午前7時から午後9時までの時間帯。

 ただし、プランにNight Minutes(夜時間)が設定されている場合には、この時間帯が適用され始める午後9時までとなっている。この夜時間は、午後9時から翌朝の午前7時までというのが一般的。だが、多くの電話会社でこの夜時間とWeekend Minutes(週末時間)を合わせた使用時間帯を適用している。ちなみに、週末時間は土曜日の午前0時から日曜日の午前0時までというところが多い。

 Anytime Minutesと夜・週末時間を合わせたものが月々の制限使用時間となる。会社によっても異なるが、10ドルごとにプランがアップグレードでき、月々の制限使用時間が増え、1分あたりの利用料金が割安になる。制限時間を超えると、1分ごとに割高な料金が適用されるので、加入する際には、少し余裕を持ったプランに加入するのがよいだろう。

 月々の料金が39ドル99セントを超えるプランには、特典が用意されているので、この金額が目安と言える。この特典には、Rollover Minutesが含まれる(Cingular Wireless社に限る)。これは月々の使用制限時間を下回った場合に、翌月以降に持ち越すことができるというサービス。また、使用時間帯に制限がない特典もある。

ネーションプランなら米国内どこでも追加料金なし

 携帯電話からの長距離通話は、ネーションプランにすれば全米どこでも通話ができる。現在ほとんどの電話会社が、このプランとなっている。ただし、電話会社によっては、ホームエリアと設定する範囲外の通話は、ローミングと見なされ、追加料金がかかる場合もある。

 また国際電話については、別に契約しなければならない場合が多いので、確認が必要だ。

 アメリカでは、携帯電話へかける側も、受ける側も課金される。携帯電話の留守番電話に残ったメッセージを聞くのにも料金がかかる。

 また、前述したように同じ電話会社の携帯電話同士なら無制限通話が可能な場合もあるので、プラン、電話会社を選ぶ際には、いつ、どこに、誰にかけるかを考慮しよう。

 また、携帯電話サービス代理店に頼むと、現在契約をしている電話会社から別の電話会社に移る際に、同じ電話番号を使うことが可能になる場合もある。自宅の電話番号を携帯電話の番号に移すことも可能。

 ただし、最初の契約が終了していることが必要で、途中解約するとペナルティーが課される場合がある。詳しくは代理店に問い合わせること。

協力 ケータイ屋
☎310-523-3777

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