アメリカで暮らす

アメリカ生活大辞典

結婚する

アメリカで結婚することになったら、まず結婚許可証を申請することが必要。
そして結婚式を挙げる前に、さまざまなパーティーを開くのも習わしだ。
手続きや式の形態、式に呼ばれた場合のマナーをまとめてみた。

許可証を取得してから
結婚式を行う

 アメリカで結婚する場合は、まず結婚許可証(Marriage License)を取得する必要がある。申請する場所は、自分が希望するカウンティーの登録課(下のリストを参照のこと)。

 申し込む際はカップルの双方が揃ってオフィスに出頭することが条件で、申請料(通常LAカウンティーは70ドル、オレンジ・カウンティーは61.50ドル、サンディエゴ・カウンティーは50ドル)の他、18歳以上であることを証明する運転免許証やパスポートなどのIDを持参
すること。

 申請用紙には、住所、氏名、職業、学歴、両親の氏名及び旧姓のフルネーム、出生地、結婚回数(初婚の場合は0)などを記入する。通常午後3時までに申し込めば、その日のうちに取得できる。過去に離婚歴があり、前の結婚から2年以内に再婚する場合は、離婚証明書をあらかじめ入手しておく必要がある。結婚許可証は発行から90日間有効で、これを取得して初めて、結婚式を行うという次のプロセスに進むことができる。

 結婚式は教会やチャペルで司祭が行う宗教的な式のほか、州役人の立ち会いによる結婚式を行うことも可能である。これはCivil Marriage Ceremonyと呼ばれるもので、25ドル(LA)、28ドル(OC)、50ドル(SD)で行うことができる(問い合わせは各登録課オフィスまで)。

 また、結婚後には、それを証明する書類として、結婚証明書(Marriage Certificate)が必要になる。17ドル(LA)、12ドル(OC)で証明書が作成できる。通常、挙式から2週間くらいの間に婚姻したことが記録されるので、州の登録課から取り寄せること。これはソーシャルセキュリティーの登録変更などの諸手続きに必要な重要書類だ。

 なお日本の婚姻届は、大使館・領事館で提出できる(こちらを参照)。

南カリフォルニアの登録課オフィスリスト(一部抜粋)
ロサンゼルス・カウンティー http://regrec.co.la.ca.us
ビバリーヒルズ ☎310-288-1261
9355 Burton Way 1st Fl., Beverly Hills
LAX コートハウス ☎310-727-6142
11701 S. La Cienega Blvd. 6th Fl., Los Angeles
イーストロサンゼルス ☎323-260-2991
4716 E. Cesar Chavez Ave., Los Angeles
バンナイズ ☎818-374-7176
14340 W. Sylvan St., Van Nuys
オレンジ・カウンティー www.oc.ca.gov/recorder
オレンジ・カウンティー☎714-834-2500
211 W. Santa Ana Blvd. Rm. 201,Santa Ana
サンディエゴ・カウンティー www.sdarcc.com/arcc
サンディエゴ ☎619-531-6248
1600 Pacific Highway Rm. 273, San Diego
チュラビスタ ☎619-498-2200
590 3rd Ave., Chula Vista
カーニーメサ ☎858-505-6262
9225 Clairemont Mesa Blvd., San Diego

式に招待されたらすぐ返信
プレゼントは先に郵送

 結婚式の招待状を受け取ったら、なるべく早く返事を出そう。招待状に「and guests」とあった場合は、友人などを同伴してもいいということだが、その場合は一緒に行く友人の名前と住所も添えて返信すると親切。招待する側がその友人に改めて招待状を送ることができるからだ。

 また、結婚祝いは当日持参するよりも、あらかじめ郵送しておいた方がスマートだ。プレゼントの送り先は花嫁の家。プレゼントの中身に特に規定はないが、日本と違って現金を贈る習慣はない。

親しい友人が婚約したら
シャワーで祝おう

 アメリカでは、婚約の決まった女性の友人のために、ウエディングシャワー(ブライダルシャワー)と呼ばれるパーティーを開き、ブライズメイト(花嫁の親しい未婚の友人が務めることが多い)ホストとなって、花嫁と花嫁側の式の出席者を中心に招待することが多い。花嫁の姉妹、母親などの家族はホストを務めない。

通常、式の1カ月前から2カ月前に開く。これは、新婚生活に必要な品物を花嫁にプレゼントすることが目的で、招待された人はあらかじめ決められたテーマに合わせたプレゼントを各自用意することになっている。

婚約から結婚までに
行われるパーティー

婚約パーティー
友人や親戚に将来の伴侶を1度に紹介できる。両親や本人たちが主催し、結婚式に招待する人を招く。一般的に内輪のパーティーでプレゼントも特に必要ない。

ブライダルシャワー
花嫁と花嫁側の出席者を中心に招待し、招待客からの結婚祝いのプレゼントを開封する。通常結婚式の1週間前までに行うことが多い。

リハーサルディナー
結婚式の前日に、家族らとグルームズメン、ブライズメイドなどが司祭を交えて式の簡単な手順をリハーサルする。その後、緊張をほぐすべく、レストランで近親者だけでディナーをとるのが一般的。

ウエディングセレモニー
当日の挙式の進行は、新郎の入場から始まり、グルームズメイド、ブライズメイド、リングペアラー、メイド・オブ・オナーが続き、最後に父親にエスコートされた花嫁が入場。そして全員着席後、司祭に続いて誓いの言葉を復唱する。引き続き指輪の交換、ユニティーキャンドルを行い、最後に結婚の宣言をして退場する。

ウェディング(プラン・斡旋)業者リストはこちら>>