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職業(シゴト)カタログ

多様な職種、それぞれの概要や仕事内容をまとめた「職業(シゴト)カタログ」。アメリカで働く日本人・日系人、100名以上の皆さんへのインタビュー集「アメリカで働く」と合わせてご覧ください!

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

Animal Care and Service Workers

アニマルケア・サービスワーカー

*すべて連邦労働省調べ

■仕事の内容

 動物を愛する人なら、動物と共に過ごし、助けることで満足感を得られる仕事だが、肉体的、精神的に不快な思いをすることや、危険をはらむこともある。動物のケージの掃除はもちろん、動物が噛んだり、ひっかいたりする行為を抑止する対策を考えなければならない。動物の観察、巡回をして状況を確認したり、多量の飼料を持ち上げたり、下ろしたりという力仕事も発生する。動物の鳴き声に囲まれた騒がしい環境での仕事が多い。時間は不規則なことが多く、土日や祭日、夜のシフトもある。


■トレーニング

 動物に関する何らかの経験が必要とされる。グルーマーなどは決められたトレーニングプログラムが設定されていることが多いが、エントリーレベルでは正式な資格は必要ない。アニマルトレーナーは、高校卒業、もしくは一般教育修了検定と同等の教育が条件になっているが、学士号や特別な技術が必要な場合もある。また、忍耐、感受性、問題解決能力なども必要とされる。特に資格などは義務づけられていないが、いくつかの団体では、トレーナーの将来のためにトレーニングプログラムや証明書の発行をしているところもある。


■雇用状態

 2005年5月における全米のアニマルトレーナーの数は8320人で、カリフォルニア州では210人。主に動物の調教師、グルーマー、看護師、ブリーダーなどの職種がある。動物園の飼育係などは人気職で、競争率が高い。


■収入

 2005年5月における全米のアニマルトレーナーの平均年収は2万9510ドル。中間層50%の平均年収は2万4800ドルで、下層10%が1万5330ドル以下、トップ10%が4万5920ドル以上。平均時給は14ドル19セント。カリフォルニア州の平均年収は3万5730ドル。



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