ロサンゼルス・バレー・カレッジ(LAVC)

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LAVCのサインの前でVサイン!

【東優希さん】2年生Business専攻

◎鹿児島県出身。日本の高校卒業後、鹿児島の語学学校で1年間、その後Citrus Collegeで3カ月間英語を勉強。現在はLAVCでビジネスを専攻。JSNではメルマガ発行を担当。その他にも、敬老シニアヘルスケアでのボランティアや、布施明コンサートでの手伝いなど、幅広く活動している。

ロサンゼルス・バレー・カレッジ(LAVC)は、1949年にサンフェルナンドバレー地区の発展に伴って設立された。「Valley」の愛称で親しまれる同校は、自然に囲まれた広大な敷地のなかにあり、のびのびと勉強できる環境が特徴だ。近辺にはユニバーサルスタジオを始めとするメディア関連の会社が多く、またダウンタウンまでも車で約30分と比較的近い。
 
同校は現在、2003年より始まったキャンパス改築の最中で、ほぼ完成したスタジアムを始め、TV Broadcasting、図書館、Art Buildingなど、2010年までに8つのビルを改築する予定だ。
 
授業はクオーター制。幅広い分野の授業が受けられるのが特徴だが、人気の専攻はBusinessやMusicなど。テクノロジー関係のクラスも充実している。卒業後は4年制大学へトランスファーを希望する学生が多く、キャンパスのキャリアトランスファーセンターでは、随時ウェブサイトや掲示板で情報提供をしているので利用しやすい。
 
東さんも、4年制大学へのトランスファーを視野に入れ、一般教養科目を取りながら、ビジネス専攻の授業を受けている。「日本にいた頃、楽天やライブドアなどのIT企業が、毎日メディアで大きく取り上げられていました。同じ頃にロバート・キヨサキ氏の著書『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで、ビジネスに興味を持ちました。将来は不動産や、投資関連のビジネスなどに関わりたいと思っています」。
 
ビジネス専攻には、会計やビジネス法から、不動産関連まで、さまざまな分野のクラスがある。不動産のクラスでは、カリフォルニアの不動産など、具体的な事例を使ってわかりやすく解説をしてくれるという。
 
一般教養科目には、月に1度実施される無料コンサートを鑑賞してレポートを書くといった楽しい授業もあり、東さんは充実した学生生活を送っているそう。また数学や英語のクラスを受講する際には、ラーニングセンターがお役立ち。「チューターが親切に教えてくれるのもうれしいですね」と東さん。
 
日本人の留学生は少なく、さまざまな人種の友人と一緒にゆったりと勉強できる、大らかなムードたっぷりのキャンパスだ。
 
(2007年1月1日号掲載)

Recital Hall:Music Buildingの中にあるホール。月に1回ほど、学生や地元の人たちによる無料コンサートやミュージカルが開催される

Art Building:最近改築されたばかり。中には、学生の作品を集めたギャラリーもあり、小さな噴水のある中庭は、勉強疲れを癒してくれる憩いの場

Business-Journalism Building:東さんが学ぶビジネス専攻のビル。ビジネス関連では、不動産や法律の授業もここで行われる

Monarch Stadium:05年に始まった改装もほぼ終わりかけた、真新しいグラウンド。同校のフットボールチームを中心に、コミュニティー活動にも利用される

Cafeteria:壁には各方面で活躍する学生のパネルが掲げられている。コンファレンスルームも併設されており、各種ミーティングがしばしば開かれる

Library:コンピューターラボも併設されていてリサーチにも便利。スタッフも気さくで相談をしやすい。現在新しい図書館の建築が始まっており、09年には完成予定

ロサンゼルス・バレー・カレッジ(LAVC)

Los Angeles Valley College
5800 Fulton Ave., Valley Glen, CA 91401
☎818-947-2600www.lavc.edu
●設立:1949年
●運営:公立
●敷地面積:105エーカー
●ニックネーム:Monarchs
●キャンパスカラー:緑と金
●学生数:約17,000人
●学科数:準学士号課程27
●学期開始時期:9月、1月、2月、6月(4学期制)
●留学生:約100人の留学生が学ぶ。出身国トップ3は、日本、フィリピン、スリランカ
●学費:$5,168(1年分。1年で24単位取得したとして)

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