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アメリカ生活大事典

現地情報誌「ライトハウス」が提供するアメリカ生活大事典。アメリカへの移住や、現地生活に必要な自動車の購入・運転、出産・育児・子育て、教育・就職、住まい・住居、引っ越し、安全・安心な暮らし方などを徹底解説。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

DNA 鑑定が引き寄せた2人

 いくつもの再会劇が繰り広げられる空港。2014年11月8日の夜、CBSテレビは、 ロサンゼルス国際 空港(LAX)の到着口で抱き合う1組の男女の姿をとらえました。
 33年前、ジャネット・バーニコートさんは、生まれてすぐロサンゼルス市外の道端に置き去りにされていたところを保護され、里子に迎えられました。その5年後、ロサンゼルスのある家の玄関先でも置き去りにされていた赤ん坊のディーン・ハンドーフさんが見つかり、保護されました。
 ジャネットさんはロサンゼルス近郊、ディーンさんはウィスコンシン州の家庭で幸せに暮らしていましたが、2人とも大人になるにつれ、自分の出身や祖先のことが気になりだしました。
 そこで、祖先系統を遺伝子を用いて調べられるウェブサイトにDNA鑑定を依頼。その結果、ジャネットさんには弟が、ディーンさんいは姉がいることが判明、2人は実の姉弟だったのです。

30年ぶりの再会

  そして、その日はやって来ました。ジャネットさんは、LAXに到着した弟、ディーンさんの姿を見つけるや否や、涙を流しながら駆け寄り、弟を抱きしめました。
 その瞬間に立ち会っていた レポーターからのインタビューに対し、弟のディーンさんは「こんな日が来るなんて思ってもいなかった、嘘みたいだよ」と答え、姉のジャネットさんは目を赤くしながら「今まで自分に欠けていたものがやっと手に入って、自分が完成した気分だわ」と喜びを伝えました。
  後日、2人は世界中の多くの人が家族で楽しむ場所、ディズニーランドへ行き、失っていた時間を取り戻すように素晴らしい時間を過ごしたそうです。


(2014年12月1日号)