費用を比較!アメリカ・J-1ビザインターンシップvsワーキングホリデー

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アメリカ版ワーホリ!?J-1ビザインターンシップ徹底解説

J-1ビザインターンシップとワーキングホリデー、必要な費用は?

キャリアを積みながら現地生活を体験できるアメリカでのインターンシップ制度(J-1ビザ)と、オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・カナダで休暇を主目的として滞在できる「ワーキングホリデー」。どちらも興味はあるけど 、どのくらい費用が必要?と、渡航にかかる費用や現地での生活費用など資金面での悩みも。そこで、このページではアメリカでのJ-1ビザインターンシップと、イギリス・オーストラリアなど英語圏各国でのワーキングホリデーにかかる費用を、海外現地滞在中の生活費用も含めて徹底比較します!

アメリカ・J-1ビザインターンシップとワーキングホリデーの費用比較表

アメリカでのJ-1ビザインターンシップにかかるビザ取得費用や生活費用と、英語圏で人気のワーキングホリデー協定国(オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・カナダ)での生活費用や語学学校への通学料金などを比較した表は以下の通りです。

英語圏各国のインターンシップ・ワーキングホリデー制度の違い

アメリカ(J-1ビザインターンシップ) オーストラリア ニュージーランド イギリス カナダ
滞在可能期間 1年6ヶ月間
※在学中の大学生などの場合は1年間
1年間
※セカンドワーホリで1年の延長も
1年間
※3ヶ月延長可能
2年間 1年間
就労先企業や仕事内容の決定時期 J-1ビザ取得前 ワーキングホリデービザ取得後/現地到着後
就労・仕事条件 原則、滞在中は同じ雇用主のもとで就労、仕事を行う 雇用主1社につき最長6ヶ月間 制限なし 制限なし 制限なし
就学条件 最長4ヶ月 最長6ヶ月 制限なし 最長6ヶ月

※各国のワーキングホリデービザの最新情報は、各大使館ホームページなどでご確認ください。

現地滞在中の給料・収入例と生活費用の比較

アメリカ(J-1ビザインターンシップ) オーストラリア ニュージーランド イギリス カナダ
最低時給(※1) 12.00ドル(約1,360円)
※ロサンゼルスの場合
18.93オーストラリアドル(約1,540円) 16.50NZドル(約1,240円) 7.38イギリスポンド(約1,150円) 14.00カナダドル(約1,200円)
※オンタリオ州の場合
月収(給与)例 20~25万円
※フルタイムでの就労を想定
10万~15万円
※語学学校に通いながらのアルバイトを想定
ビッグマックの価格比較(※2) 5.51ドル(約620円) 6.05オーストラリアドル(約490円) 6.20NZドル(約470円) 3.19イギリスポンド(約470円) 6.65カナダドル(570円)
生活費用(月間)(※3) 800ドル(約9万円) 800オーストラリアドル(約6.5万円) 1,320NZドル(約10万円) 600イギリスポンド(約9万円) 800カナダドル(約7万円)
語学学校の費用(3ヶ月) 約40万円 約30万円 約50万円 約35万円
航空券費用 10~15万円 7~11万円 10~15万円 14~17万円 10~15万円
ビザ申請費用 40~60万円
※J-1ビザスポンサー団体への支払い費用等含む
530オーストラリアドル(約4.3万円) 無料 244イギリスポンド(約4万円) 250カナダドル(約2.1万円)

 

※1:各国政府の発表資料などを参照
※2:「The Big Mac index 2018」(https://www.economist.com/news/2018/07/11/the-big-mac-index)
※3:「日本ワーキング・ホリデー協会」Webサイトを参照 http://www.jawhm.or.jp/step3.html
※日本円金額は、2018年10月時点での為替レートを基に計算しています。

J-1ビザインターンと各国ワーホリの生活費用で大きな違いはなし

生活費用の比較結果から、アメリカやカナダはやや物価が高いものの、1ヶ月の生活に必要な費用はアメリカやワーキングホリデーで渡航可能な英語圏各国との間で大きな差はありません。一方、イギリスの歴史的アートに触れたい、アメリカで一流のエンターテインメントを観たい、オーストラリアの広大な土地をロードトリップしたい、などそれぞれの国での楽しみも考えると、どのような海外生活を送りたいかで必要な費用は変わり、それによって現地滞在中に得るべき収入、事前に必要な貯金金額も変わります。

ワーキングホリデーの場合、語学学校への支払い費用も必要

ワーキングホリデーの場合、一般的に渡航国での仕事内容や収入が確定するのが各国現地到着後。このため、事前に収入金額を予想し、滞在中の計画を立てることが難しい点がデメリット。また語学学校に通って語学を習得しようと考える場合、学校の手配・入学費用に加えて、毎月の授業料金などの支払いも必要となります。

J-1ビザインターンの場合、日本出発前に就労先企業と仕事内容、収入が決定

ワーキングホリデーと比較してアメリカのJ-1ビザインターンの場合のメリットは、就労先企業や仕事内容、給与・収入などが決定してからJ-1ビザを取得・渡米するため、日本出発前に費用面の計画を立てやすく、安心して海外生活を始められる点。また1日8時間前後のフルタイムでの就労・インターンシップが前提となるため、ワーキングホリデーと比較して見込める月額給与が高い点もメリットです。

住む場所・住み方次第で費用の節約は十分可能!

どの国も都心に近いほど家賃や生活にかかる費用は高くなります。このため各国主要都市の郊外を選べば、滞在費用を抑えられる可能性も。ただし、海外各国での仕事や語学学校は都心部に集中している場合もあり、郊外に住むデメリットは会社や学校への移動にかかる時間と交通費。
 
公共交通機関の利便性は各国さまざまで、日本と同じレベルを想定していると後で生活が不便に感じるだけでなく、交通費が膨らみ都心に住むのと同様の費用がかかってしまうことも。住まいを選ぶ時は、移動手段も踏まえて考えるのがおすすめです。また効果的に住居費用を抑えられるのは、ルームシェアやシェアハウス(ルームメイトがネイティブスピーカーであれば、語学の勉強にもなり一石二鳥)で、特にアメリカやオーストラリアでは一般的。家具付きの家や部屋が見つかればラッキーで、かなりの費用節約につながる場合もあります。

インターンでもワーホリでも滞在先によっては自動車の購入費用も

アメリカのサンフランシスコやニューヨーク、イギリスのロンドン、オーストラリアのメルボルンのように公共交通機関が発達している都市でない限り、車の購入は避けて通れないところ。しかし、特にこだわりがない場合は新車を買う必要はありません。車社会であるアメリカやオーストラリア、イギリスでは、日本よりも中古車の売買が一般的。
 
主な購入ルートは「中古車ディーラー」か「個人」の2通り。個人売買の方が費用は比較的安いものの、安全性や耐久性が保証されている車を希望する場合は多少費用が高くても日系の中古車ディーラーを選ぶのがおすすめ。また車を帰国前に売ることを前提に、状態の良い中古車を選ぶことも一つの選択。日本では中古車の価値は年数と共に大きく下がりますが、例えばアメリカでは中古車の価値はそこまで下がりません。初期費用は高いのですが、状態の良い中古車の方が売却時の金額も高いので、結果的に使った金額が安い車を買った場合と変わらないケースもあります。

海外インターン・ワーキングホリデーともに100万~200万円が準備資金の目安

アメリカでのJ-1ビザインターンシップを含む海外インターンシップでも、英語圏のワーキングホリデーでも、ビザ申請費用、航空券、海外保険、さらに車の購入費用(必要であれば)、毎月の生活費用、光熱費などの支出を全て考慮すると、海外現地で得られる収入を計算に入れても、必要な資金は100万~200万円が目安と言えそうです。また、ビザ取得をエージェントにサポートしてもらう場合、エージェントに支払う費用も別途必要になります。

アメリカ・インターン場合はJ-1ビザ申請・取得料金が比較的高額だが収入も多め

例えばアメリカのJ-1ビザ・インターンの場合、アメリカ渡航後はすぐに会社での仕事が始まり、給与収入があるため滞在費用はそれ程かからず、またアメリカでの給与もワーキングホリデーで渡航する国よりも比較的多め。一方、ビザ申請段階で数十万円の費用が必要で、エージェントサービスを利用する場合の料金は40万~60万円ほど。
 
決して安い料金ではありませんが、自分では探すのが難しいインターンシップ求人の紹介やビザ取得に必要な米国大使館での面接対策など、安心して渡航準備をするためのサポートが充実しており、エージェントサービスを利用して「J-1ビザ」を取得する人が多いようです。
 
※アメリカでの有給インターンシップの詳細は「アメリカのインターンシップ~J-1ビザ取得方法や求人情報」をご覧ください。

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