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アメリカでの育児・子育て

ライトハウスに連載中の人気教育コラム、ハワイ在住の専門家がバイリンガル教育のノウハウを提案する「船津徹のアメリカで実践 バイリンガル子育ての秘訣」のほか、英語学習や学校教育、受験などについての疑問に答える「教育カウンセリング」をご紹介。アメリカでの育児・子育て・教育・子供の学校選び・進学に役立つ情報を提供しています。

船津 徹
船津 徹

バイリンガル教育カウンセラー。福岡県生まれ。

京都にバイリンガル小学校が開校 帰国した子供も入学・編入可能?

京都にバイリンガル小学校が開校帰国した子供も入学・編入可能?

松本輝彦(INFOE代表)

文系だけでなく、理系も希望で、 英語で学べる日本の大学は?

同志社国際学院

同じキャンパスの中に初等部と国際部を持つ同志社大学付属同志社国際学院(DIA: D o s h i s h a I n t e r n a t i o n a l Academy)が、4月に京都府木津川市に開校しました。京都、大阪、奈良にまたがる京阪奈丘陵に、関西文化学術研究都市があります。この地域内に、世界的な学術研究機関や国際的な交流拠点作りのための住宅や都市基盤整備の一環として木津川市に提供された校地に、新しい国際教育を目指したDIAが新設されました。

バイリンガル小学校

4月に開校したDIA初等部では、「学校教育法第1条に基づく1条校として学習指導要領に基づき教育を行うが、教育課程特例校として、6年間を通して授業の約55%を英語で、約45%を日本語で行う日英バイリンガルスクール」としての教育を行います。具体的には、「学習指導要領に基づく学習と世界的に高く評価されている国際的なカリキュラムとを融合させ、教科を結ぶテーマ学習を学びの中心とする探究型学習を実施」し、「多文化理解のスキルを身に付け、国際的な態度を養い、国際的なマナーや世界に通じる思いやりを育む」学校です。海外での生活体験のある児童を広く受け入れ、1クラス30名の少人数で教育を行います。4月には1年生から3年生、約140名で開校しました。来年度から4・5・6年生と1年ごとに学年を増やしていき、13年度に6学年が揃うことになります。今年の秋学期の編入生(2・3年のみ)の募集も行われます。また、この初等部の卒業後は、帰国生受け入れで伝統のある同志社国際中学も含めた同志社の法人内中学へ、推薦制度を利用して進学することができます。

インター校

D I A の国際部(DISK: Doshisha International School in Kyoto)が、1年〜12年の課程を持つインターナショナル・スクールとして、11年9月に開校します。DISKでは、世界的に高く評価されている国際的なカリキュラムであるIBプログラムを採用し、小学校から高校卒業までの12年間、一貫した考え方に基づく高水準の教育を提供します。さらに、学習言語は英語ですが、日本語を必修科目として学ぶことにより日本語・日本文化への理解を形成し、日本にあるインター校で学んだことを生涯にわたって大切にできる児童生徒を育成することも目的としています。このように日英両語によるバイリンガル、バイカルチャー教育を明確に掲げたインター校は、日本には少ないと思われます。

バイリンガル・キャンパス

バイリンガル小学校とインター校の共生するキャンパス。さらにそれぞれの学校で日本語と英語の両言語での学習が必修。この学校生活・学習環境がDIAの大きな特徴です。 特に、「国際部エレメンタリースクールの児童は、初等部の児童との日常的な教育共存関係の中、さまざまな教育機会に恵まれ、初等教育の段階で求められる人間形成にとって理想的な環境に置かれる」という特徴ある教育を本格的に提供する学校は、日本で初めてと思われます。初等部では「日本の学校と同じ学習内容を日本語と英語で学ぶ」、と明言しています。英語中心の学習を実践する日本の国際学校の多い中、「学習の基本を日本語で」として、人格形成・言語習得の中心的発達段階、さらには中学・高校での発展学習の基礎段階である小学校での教育を目指すDIAは、海外での学習の継続を願う帰国児童にとっても大きなチョイスとなります。

新しい国際教育

「帰国子女教育」から「新しい国際教育」への移行が、日本、特に関西中心に急速に進んでいます。日本に帰国した小学生には「日本語」、または「英語」での教育しかチョイスがなかった帰国子女教育に、バランスのとれた環境とカリキュラムでバイリンガル・バイカルチャー教育を提供する「新しい国際教育」です。その新しい学校では、帰国児童だけではなく、国際結婚家庭や外国人家庭の子供、さらには留学生なども含めた、真に国際的な学習環境が提供されます。

同志社国際学院:
www.dia.doshisha.ac.jp/japanese