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アメリカでの育児・子育て

ライトハウスに連載中の人気教育コラム、ハワイ在住の専門家がバイリンガル教育のノウハウを提案する「船津徹のアメリカで実践 バイリンガル子育ての秘訣」のほか、英語学習や学校教育、受験などについての疑問に答える「教育カウンセリング」をご紹介。アメリカでの育児・子育て・教育・子供の学校選び・進学に役立つ情報を提供しています。

船津 徹
船津 徹

バイリンガル教育カウンセラー。福岡県生まれ。

帰国子女受け入れ校が集まる説明会があるって本当ですか?

今年の夏、日本へ一時帰国します。帰国子女受け入れ校がたくさん集まる説明会が、日本で開かれると聞きました。

松本輝彦(INFOE代表)

説明会・相談会は日本で夏休み中に開かれます。

帰国生のための学校説明会・相談会
海外・帰国子女のための学校フェア「JOBA進学相談会」

 数年前から、帰国子女受け入れ校の学校説明会・相談会が、日本で夏休み期間中に開かれています。既に帰国した児童生徒・保護者だけではなく、日本へ一時帰国している海外の保護者も多く参加されるようになってきました。

 今回は、2つの説明会の概要を上記の表にまとめました。この表を参考に、私自身の参加経験を交じえて、これらの説明会の紹介しましょう。

説明会の流れ:
 海外子女教育振興財団が主催する説明会では、最初に、財団の相談員等の専門家の「帰国子女受け入れ校の全体的な傾向」や「学校選択に当たっての留意点」などの講話(30分程度)があります。

 その後は、ブース参加校の先生が待機しているテーブルに来場者が出向き、その学校の説明を聞いたり質問をしたりします。来場者が集中する受け入れ校の場合では、全体的な説明をまとめて行い、その後個別相談を行います。また、学校だけではなく、財団相談員に帰国全般の質問をすることも可能です。そして、資料参加校のパンフレット・資料などは、来場者が自由に持ち帰ることができます。

 JOBAは、帰国子女受け入れ校への進学のサポートを主な活動としているので、中学・高校進学を中心とした相談会です。会の最初に「帰国生先輩と保護者によるパネルディスカッション」が1時間ほど開かれ、帰国して受験した生徒と、それをサポートした保護者の体験談を聞くことができます。その後は、財団の説明会同様、参加校のブースでの個別の説明・相談会と、資料参加校の資料集めができます。

参加時の注意:
 これらの説明会に参加するに当たっては、「参加者が大変多い」を頭に入れておいてください。

(1)今年で7年目になる財団の説明会は参加校・来場者共に年々多くなってきています。昨年の東京会場は1500名もの来場者がありました。会場は広いものの、海外の説明会では見られない混雑です。そんな事情もあるのでしょう、どちらの説明会も予約が必要な会場がありますので、注意してください。

(2)個別相談を受けたい学校が人気の高い学校ならば、相当な待ち時間を覚悟してください。逆に、相談の少ない学校ならば、先生とゆっくりお話、特に日本の教育全般的なことなどを聴くことができます。チャンスを活かしてください。

(3)個別相談には、事前に「何を知りたいのか」整理してから出向いてください。その学校が第1志望の学校であれば、事前に学校のホームページなどで情報収集して、質問内容を絞り込むことです。最悪の場合は、5分しかないと覚悟してください。

 ここで紹介した説明会へは、「帰国子女受け入れ校の全体像をつかむための情報収集」と割り切って参加してください。そして、印象に残った学校があれば、前回のこのコラムで紹介した「学校訪問」に行かれることをおすすめします。

 久しぶりの暑い日本での帰国子女受け入れ校説明会への出席、ご苦労様です。海外に連れて来たお子さんの教育情報収集のためです。どうぞ頑張ってください。お母さんだけではなく、日本への出張のついでに参加することも可能ですよ、お父さん。