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ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

127) ツイッター・マーケティング

マーケティング講座

こんにちは! 阪本啓一です。
ツイッター、やってますか?


ツイッターとは

ツイッター(Twitter)は、ブログとチャットの中間的なコミュニケーションサービスです。ブログが、読者を意識した「ややかしこまったよそゆきの服」だとすれば、ツイッターは自宅でくつろぐ「部屋着」といった位置づけです。「腹減った。今夜はカレー」といった本当に肩の力を抜いた私的つぶやきを140文字以内で投稿。画面には自分の投稿以外に、フォロー中の人の投稿もほぼリアルタイムに表示されます。今日は、ツイッターをマーケティングに活用する方法について考えてみましょう。



ビジネスに目的を絞る

かく言う私、実はツイッター初心者です。始めてまだ2週間程しか経っていません。にもかかわらず、こうして原稿にまでしているのは、即効で効果があったからなのです。使い始めた動機は非常にシンプルで、「本の拡販」。ツイッターを個人の楽しみに使っておられる方も多いのですが、私はひたすらビジネスユースに絞りました。と言いますのも、新しいマーケティング・アプローチとしての可能性を測定したかったからです。



ツイッターはブリッジの役割

JOYWOWはこの秋、自主制作・自費出版で本『JOYWOW「あり方」の教科書』を出しました。既に30冊近く著作を出している私が、なぜわざわざ自社でやるのか。その理由を述べたメールマガジンを、本の発売日の2週間前から毎日発刊しました。ブログにも関連記事を頻繁に掲載しました。しかし、これだけでは顧客の関心(attention)をひくには足りないのです。と言いますのも、メールマガジンは10年前ならいざ知らず、発刊メルマガの数は膨大で、大半は開封されずにゴミ箱に行ってしまいます(皆さんも、思い当たりませんか?)。ブログも同じく、5年前ならまだ珍しかったので「飛び道具」として即効力を持っていましたが、今やその機動力に陰りがあり、「静」「動」いずれかで言うと、「静」のメディアになっています。これでは、伝達したいメッセージをネット御三家(サイト、メルマガ、ブログ)に掲載していても、届けたい人に届きません。ここにツイッターの役割があります。ツイッターは、「静」のメディアになってしまったネット御三家を「動」的に顧客へと橋渡しするブリッジの働きをします。



私の実行したこと

おかげさまで本は、初日から国内のみならず、上海やインドネシアからも注文が殺到し、発売5日経った現在も勢いは止まりません。

私の実行した施策を整理してみます。
1. メルマガで自主制作・自費出版の動機や本の面白さを説明する
2. 本の発売記念のイベントを開催する(メルマガで参加を呼び掛ける)
3. ブログで、メルマガの内容を補足する写真などを掲載し、本の制作過程を公開
4. 専用サイト(http://www.arikata.net/)開設
5. サイトには面白動画を掲載(http://bit.ly/sOD4Q
6. 前記1、2、3、4、5すべてにツイッターでリンクを貼り、頻繁につぶやく


動画も活用する

今回企画した本は、カードと本をセットで使っていただくという「使用上のお願い」がありました。それをわかりやすく、しかもJOYWOWの楽しい空気を伝えるには、文章だけでは不足なので、動画を活用することにしたのです。そこでテレビショッピング風に遊んだ動画を作りました。



コピーがポイント

ツイッターでつぶやくには、クリックしたくなるようなコピーが重要です。

「日本人の3人に1人が、寝る前と朝起きたら必ず観る新たな生活習慣 http://bit.ly/sOD4Q

「カウントダウン開始!家に帰れません! http://bit.ly/zydbp


http://bit.ly/というur l短縮サイトを利用すれば、クリック数を把握することができます。ツイッターでつぶやいた時間と、クリック数との関連を見れば、その動画とあなたのツイッター発言の伝染力を計ることができるというわけです。

皆さんも、ツイッターを活用して、集客、ファン作りに新しいアプローチをしてみてください。これまでとは違うお得意様と出会えるかもしれませんよ。


(2009年11月1日号掲載)