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アメリカでのビジネス・仕事

現地情報誌「ライトハウス」が人気コラム「アメリカ人と共に働く技術」をはじめ、起業・独立、マーケティングに関する情報など、アメリカでのビジネスに役立つ情報をご紹介。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

第3回 ブログが社会にもたらす影響

ブログ・ビジネス講座

今回は、ブログを書く人・読む人が増えた結果が、社会にもたらした影響について触れたいと思います。


アメリカ国内のブログ人口(書いている人)は840万人、日本は、335万人(いずれも2005年初頭の数字)と言われています。日本が後を追ってどんどん利用者が増えていっている状態です。


ブログを書いている人の中には、新聞・雑誌の記者やフリーのジャーナリストもいて、今までの媒体では書きづらかった内容を、ブログで発表したり、速報性の高い記事を1日に何回で書いたりしています。アメリカには政治に関するブログも多数あり、選挙や世論に大きな影響を及ぼすまでの存在になっています。ある保守系の政治ブログ運営者は、ホワイトハウスに論客として招かれることになっているとのことです。


 社会的な影響という面で見てみましょう。ライブドアショック関連の報道にしても、既存メディアでは、捜査が入るまでは持ち上げておきながら、捜査が入ると批判する報道がされてた感があります。ブログ上では、かなり以前から不正会計を指摘していた人もいれば、逆に捜査後も一貫して彼らの良い面を取り上げているブログも存在します。読む側が内容を吟味するとともに、その内容を補足する情報を他の人がブログで書いている、という連鎖的・相互補完的な情報のあり方(ブログコミュニティー)があります。既存メディアの記者が、ブログから情報を集めるといった現象まで出始めています。


 ブログを読む人は日々増加しており、常に新しい 報を探しています。もしレストランオーナーの書くブログが「面白い」となれば、お店を訪ねる人も増えるかもしれません。どんなオーナーがやっているお店か、事前にわかるわけですから、親しみがわくことでしょう。法律の最新情報がどんどん更新されるブログを書いている弁護士ブログがあれば、それを頼りに訪れる依頼者が増えるかもしれません。今後のビジネスシーンに、ブログが重要な役割を果たすことが、これでおわかりでしょう。