働く
JOB

アメリカでのビジネス・仕事

現地情報誌「ライトハウス」が人気コラム「アメリカ人と共に働く技術」をはじめ、起業・独立、マーケティングに関する情報など、アメリカでのビジネスに役立つ情報をご紹介。

ライトハウス編集部
ライトハウス編集部

第8回 アフィリエイトを利用する企業

ブログ・ビジネス講座

 今まではアフィリエイトを利用する企業はIT系など、ごく一部に限られていましたが、それが変わろうとしています。今回は企業が利用するアフィリエイトについてお話をしたいと思います。


 爆発的にヒットしたアップル社のiPod。同社もアフィリエイトを利用して通信販売を行っています。iPod はアップルショップやその他の店頭で購入することもできますが、通信販売の売り上げが好調です。その理由はアフィリエイトプログラムをいち早く導入したところにあるでしょう(詳しく知りたい方はhttp://www.apple.com/jp/store/affiliate/welcome.html をご覧ください)。


 同社ウェブサイトには、パートナーサイト(アフィリエイターのホームページまたはブログ)とアップルストアの間にアフィリエイトプログラムを運営する、リンクシェアという会社の説明が書かれています。アップル社は同社のシステムを利用しているのです。


 一方、Amazon 社は自社でアフィリエイトを構築しています。アップル社は自社で構築しない代わりに、リンクシェアという会社を利用しています。多くのパートナーサイトからバナー表示したり、ショッピングサイトに誘導した記録を処理するアフィリエイトシステムは、非常に難しいシステムです。アップル社はアフィリエイトシステムを外部委託することにコストメリットを見出したといえるでしょう。デルコンピュータ、JALやソニーなどもこのアフィリエイトシステムを利用しています。


 このようにアフィリエイトを利用する企業は増えていますが、自社ブランドで自社のアフィリエイトを構築して行く動きも出ています。ソニーは、自社ブランドアフィリエイト「blogrent」をこの6月にスタートし、商品販売に利用し始めました。ソニーグループは、今後自社ブランドのアフィリエイトに順次切り替えをして行くようです。アフィリエイトの外部委託は、商品数が増すとシステムの利用料金が増すことになります。従って多くの商品をアフィリエイトで宣伝しようとする企業は、自社のアフィリエイトを利用することになります。

 現在、ネット広告市場は急成長を遂げようとしています。その成長に伴い、アフィリエイトを利用する企業も拡大していくでしょう。