アメリカで働くお母さんたち

LCUS

仕事を持つ、家庭を持つ、子どもを持つ…人生の選択は十人十色です。本ページではアメリカで働きながら子どもを育て、生き生きと輝いている4人のお母さんに注目。ワーキングママという選択をした理由から、忙しい時間のタイムマネジメント法、家族での役割分担などまでお話を伺い、自分らしく仕事と子育てを両立させるコツを探ります。

(ライトハウス・ロサンゼルス版2019年3月1日号掲載)

01. セルバンテス結子さん
「周囲を巻き込んで子育てをする、そういう環境を自ら作るようにしています」

セルバンテス結子さん

せるばんてす・ゆいこ◎LA在住。日本にてサウジアラビア大使館大使秘書をしていた時に出会ったアメリカ人男性と結婚し、渡米。現在、MUFG Union BankのCorporate Brand and CommunicationのAssistant Vice President。
家族構成:アメリカ人夫、長女(3歳)、双子の長男次男(生後4週間)

双子の赤ちゃんを生んだ直後、まだ仕事復帰前の産休中にインタビューに応じてくれたセルバンテス結子さん。キャリアと子育てをバランス良く両立しているように見えるその秘訣を探るべく、子育てや仕事についての考え方、具体的なやりくりの方法などを伺いました。

ー まず現在のお仕事について教えてください。

米州で東京本社とのリエゾンとしてブランド、広報業務に携わっています。その一方で、ロサンゼルスを拠点に日米関連の非営利団体パートナーの窓口を担当しています。ブランド業務では、三菱UFJフィナンシャル・グループのブランドを守る役割を果たしています。

ー 出産当初から仕事は続けるつもりでしたか?

仕事を続けることには迷いはありませんでした。戻ってから職場に自分の居場所があるか、またキャリアと子育てを両立できるか、という不安はありましたが、実際には、理解のある上司や同僚に恵まれて、すぐに不安はなくなりました。初めの数週間は幼い子を置いて家を出ることに抵抗がありましたが、慣れてくると、子どもといられる限られた時間を有意義に使おうと考えるようになって、むしろ復帰して良かったと思えるようになりました。

ー 子育てと仕事を両立する上で大変なことは?

セルバンテス結子さん

セルバンテス結子さんの働く1日のスケジュール

子どもがいなかった時のように自分を100%仕事に注げないことでしょうか。私の仕事は日本とのやり取りがあるので、家でも仕事をすることがあるのですが、今すぐにメールの返信をしなければという時に娘がぐずったりして、返事が遅れてしまったりするんですね。他の同僚はできていることが私にはできない時に、たまにフラストレーションを感じてしまうのは正直、あります。でも、そもそも子育ては思い通りにいかないものなので、おかげで優先順位のつけ方が上手くなったとか、想定外のことが起こった時のプランBへの切り替えが早くなったとか、子どもがいることでこれまでとは違うスキルがアップしたとポジティブに考えるようにしています。

ー ご主人とは家事や育児をどう分担していますか?

夫の仕事は日々スケジュールが変わるため、毎日の予定を互いに共有しあいながら、できる方ができることをしています。彼の趣味が料理なので、彼がいる時は夕食はほとんど彼が作ってくれます。掃除に関してはどちらも苦手で、話し合った結果、週に1回プロのクリーニングをお願いすることにしました。最初は自分でやらないことへの罪悪感や抵抗感がありましたが、実際頼んでみたら掃除に使っていた時間を子どもと過ごせるし、ストレスも溜まらなくなりました。自分でなくてもできることは、人に頼っていいのだと思えるようになりました。

ー キャリアと子育てを両立する秘訣は何だと思いますか?

セルバンテス結子さん

春に仕事復帰予定のセルバンテスさん。

アフリカの言葉に〝It takes a village to raise a child〞というのがあるのですが、その通り、育児というのは自分だけでなく、家族、ご近所さん、友だち、コミュニティー、みんなからの支えをいただかないと難しいと思います。私の場合は、育児を助けてもらうことを見越して、出産前に、夫のご両親の自宅の数ブロック先に引っ越しました。会社からは遠くなりましたが、おかげで気軽に娘を預けられて助かっています。ご近所さんとも妊娠中から積極的に交流していたので、今ではちょっと買い物に出る時に娘を見ておいてとお願いして、お礼にお菓子を買って帰るというような関係を築けています。子育て、ましてや働きながら子どもを育てるのは大変なので、私はそういう風に、周囲を巻き込んでいく環境を自ら作っていくことを心掛けています。

02. 相馬睦子さん
「娘にも夢を持ってほしいし、結婚や出産で諦めてほしくない」

相馬睦子さん

そうま・むつこ◎シアトル在住。高校生の時に料理を学ぶためにアメリカに留学。その後、アメリカ人の夫と結婚。生後6カ月の娘を抱えながら立ち上げた手打ち蕎麦と天ぷらの店、Kamonegiが大人気となり、その活躍ぶりはさまざまなシアトルのローカルメディアでも取り上げられている。
家族構成:アメリカ人夫、長女(3歳)

シアトルで知らない人はいない話題の蕎麦&天ぷらの店、Kamonegiのオーナーシェフ、相馬睦子さん。店の立ち上げに動き始めたのはなんと娘さんが生まれてから6カ月後のこと。地元の飲食店の賞を受賞するなど大活躍の彼女から、仕事観、子育て観を伺いました。

ー 妊娠中から、出産後は仕事をするつもりだったのですか?

以前は共同経営で違う料理店のオーナーをしていましたが、妊娠が分かって、その店を売り、いったん仕事を離れました。その時は「この先はしばらく家にいるかも」と考えていて、店を出す計画はなかったのですが、出産の約半年後に、たまたま、住んでいる家の近くに物件が見つかって。今までの店より少し小さめで、自分がこれまでやってきたことを続けるにはちょうどいいスペースだと思って、やることにしました。

ー 生後6カ月の子どもを抱えて開業をしたのですか?

そうです。開業資金もあまりなく、しかもシアトルは建設ラッシュで、なかなか工事の業者さんが来てくれなくて。子どもを背負いながら、一から全部手作りで店を作りました。幸い、しばらくしたら、応募しておいたデイケアに子どもが1歳になったら入れることが決まって、それなら、頑張れるなと。

ー 現在、お子さんは3歳。今、一番大変なことは?

相馬睦子さん

相馬睦子さんの働く1日のスケジュール

やはり時間がないこと。自分の時間はもちろん、子どもと一緒にいる時間もほとんどありません。店は週5日、夜のみですが、午前中から仕込みで、終わると夜の12時過ぎなので、平日に娘と会えるのは朝のほんのちょっとの時間だけというのが現状です。

ー それでも働き続けていることの、良い点は何だと思いますか?

子ども中心の生活ではなく、自分に対してのモチベーションを保てることですね。修行中からずっと自分の店を持つことが目標だったので。また、子どもが女の子なので、彼女に対しても、ぜひ夢を持って頑張ってほしいし、結婚や出産でその夢を諦めてほしくないという思いがあります。そんなお手本というか、道を示すみたいな気持ちもあります。

ー ご主人とは育児や家事の役割分担を話し合ったりしますか?

デイケアは夫の会社に近いので送り迎えは彼がしてくれています。夜ご飯は私が作り置きしておいたものを温めて食べてもらったり、週に1、2日は店に食べに来てくれたり。今は、夫の方に娘を見てもらうことが多いので、その分、休日は私が見るなど、なんとなく互いにバランスを見て、助け合っている感じですね。

ー 息抜きのためにしていることがあったら教えてください。

相馬睦子さん

ご主人と娘さんと。早めの七五三の撮影。

これまでは蕎麦を打つことが息抜きでしたが、あまりに量が多くて最近はリラックスできなくなって。それで、昨年から、壊れた器を金でつないで直す「金継ぎ」を始めました。店で壊れた器を少しずつ持ち帰って家でやるのですが、没頭できて、いいセラピーになります。直した器は唯一無二のものになるのもまたいいんですね。おかげで店の器が壊れてもスタッフに対してイライラしなくなりましたし、娘が何かを壊しても「しょうがない」と寛大になれるようになりました。

ー 子育て、仕事、人生において大切にしていることは?

自分の中で決めているのは「言い訳をしない」ということ。時間がないとか、英語ができないとか、言い訳してしまうと自分の可能性はどんどん狭まって、その先のステップに進めません。同時に、子どもがいることを言い訳にしないことも心掛けています。「子どもがいるから」と誘いを断ると次から誘われなくなって、世界が狭まってしまうと思うんです。実践するのは大変ですが、まさに大変だということを言い訳にしないようにしています。

03. 滝口詠美さん
「一番助けられているのは、学校やスケートのママ友の存在」

滝口詠美さん

たきぐち・えみ◎サンディエゴ在住。右脳を活性化すると同時に数学への苦手意識を取り除くそろばん教室、Wizard of Mathを開校。月~金曜まで、娘のフィギュアスケートの練習をサポートしながら、月水木土の週4日間そろばん教室で教えている。
家族構成:日本人夫、長女(26歳)、次女(14歳)

2人の娘さんは共に幼い頃からフィギュアスケートに没頭。現在も次女の練習への送り迎えのため滝口さんの朝は4時からスタートします。週3日はサンディエゴからLAのスケートリンクまで通って、戻ってから、Wizard of Mathでそろばんを教えている、パワフルな滝口さんに子育てについて伺いました

ー Wizard of Mathを始めたのはいつですか?

今から10年前、上の子が16歳、下の子が4歳の時です。そろばん教室をなさっていた方が日本に帰国することになって、後任の先生を募集していることを知り、応募したことが始まりでした。だいぶ前の話ですが、高校は商業高校に通ってそろばんを習いましたし、卓球をやっていて社会人卓球選手として銀行に就職したので、仕事でもそろばんを使った経験がありました。子どもと触れ合うのも好きだったので、自分に合っていると思ったんです。

ー なぜ働くことにしたのですか?

上の子が幼い時は、私はサンディエゴで大学に通っていました。2001年に卒業しましたが、ビザの関係もあって仕事はせず、日本からの駐在家庭の子どもの学校通訳などのボランティアをしていました。そうこうしているうちに下の子ができて、しばらく専業主婦。でも、忙しいことに慣れていたから、落ち着かなくて。合法的に働ける状態になり、娘が幼稚園に入れたこともあって、外に出たかったんです。

ー 今、一番大変なことは何ですか?

滝口詠美さん

滝口詠美さんの働く1日のスケジュール

仕事は週4日、基本、子どもの学校が終わった後の時間で、他の働くお母さんに比べたら仕事の時間的な拘束はそこまでないんです。ただ、下の子のフィギュアスケートの練習で平日は朝4時起きですし、週3日はLAまで送って彼女の練習に付き合ってからサンディエゴに戻って来る、その送り迎えが大変ですね。でも、私自身が昔、卓球選手で、周囲の理解と支援のおかげで競技生活を続けられた経験があるので、子どもがやりたいならできる限りサポートしたいと思っています。

ー お子さんの思春期はどうでした?

ボーイフレンドができたとか、そのために成績が悪くなったとか、上の子の時はいろいろあってスクールカウンセラーに相談に行ったこともあります。下の子はスケートに通うために、普通の学校ではなくチャーター・スクールに行っています。スポーツに打ち込んでいるなど境遇が似ている子たちが通っていることもあって、学校絡みの心配は、上の子ほどではないかもしれませんね。

ー 日本語教育はどうしていますか?

上の子は補習校6年生まで、下の子は日本語幼稚園から補習校5年生まで通いました。せっかくバイリンガルになれる環境なのだから、親が面倒くさいという理由でチャンスを潰すことはしたくなくて、頑張りましたね。今は親が日本語で話しかけても英語で返ってくることが多いですが、分かってはいるという状態ですね。

ー 子育てと仕事の両立のコツは?

滝口詠美さん

手前から次女Miaさん、長女Maiさん、滝口さん。

やはり一番助けられたのはママ友の存在です。何かあった時、分からないことがあった時は、同年代のママ友や先輩ママに相談して教えてもらいました。子どもを夫が見てくれている間にママ友と遊びに行くのが日々の息抜きの一つにもなっています。

ー ご主人とは育児、家事をどう分担していますか?

私の仕事がある土曜は、夫が送り迎えや学校のボランティアをやってくれます。料理は私がしますが、夕飯後は気付くと寝落ちしている毎日で、お皿洗いなどは夫がやってくれています。私が遊びに行く時も嫌な顔せず、娘の面倒を見てくれます。娘はきっとおねだりしたいだけだと思うのですが、私が留守の間も父娘で買い物に行くなど仲良くやってくれてありがたいです。

04. ベノワ・マミコさん
「シングルマザーだからと一人で抱え込まず、ご近所さんに甘えました」

ベノワ・マミコさん

べのわ・まみこ◎LA在住。夫と離婚後、ネイリスト、歯科受付などを経て、2004年にプロフェッショナル用の日本製スキンケア用品を販売するビューティーショップ、Tokyo Beautyを設立。現在は、同ショップの経営運営の他に、三味線の先生としても活躍。
家族構成:長男(25歳)、長女(23歳)

ビューティーショップ、Tokyo Beautyを経営しながらシングルマザーとして育てた2人のお子さんが無事就職し、子育ては一段落したというベノワ・マミコさん。その経験談には、育児まっただ中のお母さんに役立つヒントがありそうです。

ー 離婚された時はお仕事をなさっていたのですか?

いいえ。前夫とは日本で知り合って結婚し、彼の転勤でアメリカに来ました。渡米時は既に上の子を妊娠していて、着いたらすぐに出産で、仕事をする機会はないままでした。離婚後、日本に帰るという選択もありましたが、アメリカに残る前夫と子どもを引き離すことは頭になく、こちらで仕事をすることに決めました。アメリカで働くために手に職があった方がいいと考え、離婚前にいくつかの美容系の資格を取得していましたので、まずはネイルサロン勤務からスタートし、上の子が10歳になった時にTokyo Beautyを立ち上げました。

ー ービジネスと子育ての両立で大変だったことは?

とにかく時間がないことですね。特に離婚当初はシングルのワーキングマザーになったためにこれまでできていた家事ができなくなるのは子どもに悪いと思って、絶対に手を抜かないよう一所懸命でした。さすがに疲れて、ある時から「今日1日ぐらいご飯がピザでも子どもは死なない」と自分に言い聞かせるようにしました。まずは料理の面から、手抜きするところはしてもいいと自分の考えを変えていったら、だんだんと力が抜けて楽になりました。

ー 仕事と子育て、両立の秘訣は何だったのでしょう?

一番助けられたのはアメリカ人のご近所さんたちです。学校などのお迎えは、同じようにお子さんのいるご近所さんにお願いして、私が帰ってくるまでそのご家庭で遊ばせてもらったり。宿題など私では助けられない時もご近所さんに甘えました。その代わりといっては何ですが、子どもに礼儀作法はしっかりと教えました。おかげで「あなたの子は礼儀正しいからいつでも歓迎よ」と言ってもらえました。そんな環境だったからか、子どもたちは、親の私が驚くほどすごく社交的に育ちました。

ー 子育てを振り返って、「やっておいて良かった」と思うことはありますか?

ベノワ・マミコさん

長男は野球、長女はチアリーディングなど、お子さんはスポーツ活動をずっと続けたそうですが、その送り迎えもご近所さんに助けてもらったというベノワさん。「スポーツを通して思いやりや絆、集中力などが備わった」と振り返ってくれました。

子どもが高校生になった段階でアルバイトを勧めたことです。比較的お金持ちが住む学区で、周りにはアルバイトしている子はまずいなかったのですが、息子がどうしても参加したいプログラムがあるからお金を出してほしいと言ってきた時に、いい機会と思い、「まずは自分で働いてお金を作ってごらん。その上で足りなかった分は出してあげる」と言ったんです。その頃、日系のレストランが近所にオープンしたので、そこがいいのではと提案しました。日本語も英語も両方活用でき、日本式の接客マナーなども徹底して教えてもらえて、とてもいい勉強をさせていただいたと思います。自ら稼いだことでお金のありがたみが分かったのか、その後、子どもたちは自分たちの車のガソリン代を自分で出すようになりました。大学卒業時、自分に合う仕事をすぐに見つけて就職できたのも、学生時代に社会経験を積んだおかげではないかと思っています。

ー 今、子育て真っ最中の働くお母さんにメッセージをください。

アメリカでの子育ては言葉の問題や親の助けを望めないなどストレスも多いと思います。夜泣きや反抗期など、理想とは違うことも起こります。そこに夫婦の問題などが重なるとキレてしまうかもしれません。でも、心に留めていただきたいのは「一呼吸」。子どもに当たったり、目の前で夫婦喧嘩をしたりしないこと。私自身、全然立派な母ではありませんでしたが、子どもは敬ってくれています。それは長年、母の姿を見てきた結果です。完璧でなくても子どもと信頼関係が築ければ、結果うまくいくと思います。

働くお母さんをちょっと楽にするアイデア5選

息抜きになったり、気持ちが軽くなったり、 時短になったり、働くお母さんの毎日をちょっと楽にするアイデアをご紹介します。

[セルバンテス結子さんのアイデア]
ほしい情報のあるウェブサイトを知っておく

例えばアメリカでの子育てに関する法律や学校制度などについて日本語で情報を得たいときは、ライトハウスのウェブサイトの「アメリカ生活大事典」を見ると基本的な情報がまとまっています。また、働く女性のキャリアについては、働く女性の声を発信している「イー・ウーマン」といったサイトもあります。「イー・ウーマンは基本は日本向けのサイトですが、世界で活躍する女性を対象にしているので、自分にとってためになる情報も多く、定期的にチェックしています」(セルバンテスさん)。

[相馬睦子さんのアイデア]
共感できるワーキングママのSNS をフォローする

「Instagram」には、実は育児絵日記や育児漫画を専門にしているアカウントもたくさん。 英語、日本語問わず、実際に子育て中のお母さんたちが描いているので、共感できるポイントがたくさんあり、勇気や元気をもらうことも多々。「自分の感性に合うアカウントを一つ見つけたら、その後は、似たような人がどんどんオススメとしてで出てきますので、まず自分が共感できる人を一人でも見つけられるといいですね」(相馬さん)。日本語の場合、#育児、#育児日記、#育児絵日記、#育児漫画などのハッシュタグで検索してみるのがおすすめです。

[滝口詠美さんのアイデア]
学校や習い事のボランティアでママ友だちを増やす

家族や親戚、ご近所さん、そして友だち。相談したり、助けてもらったりできる相手が多いほど心理的には楽になります。特に子どもの学校や習い事を通して出会うママ友は共通点が多い分、互いに共感を持って話ができるのが良い点です。「学校や習い事のボランティアは嫌だという人もいるのですが、私は現地校も、補習校も、習い事もボランティアをしたおかげでいろんなお母さんたちと知り合え、相談したり、情報をもらったりして、助けられています」(滝口さん)。

[ベノワ・マミコさんのアイデア]
カットした野菜や茹でた野菜を冷凍して置いておく

休日に料理をたくさん作り置きしておくのは結構な負担。そこまで気張らずに、切った野菜と、切った野菜を茹でたものを冷凍しておくのも一案です。「温野菜は、解凍して野菜炒めにしたり、カレーやシチューの具にしたり、いろいろな料理に使えます。仕事で疲れて帰ってきた時に、一から料理をするのは億劫ですが、既に野菜が切ってあったり、茹でてあったりすれば、かなり楽。そこまで手間なく料理を作れます」(ベノワさん)。

[ライトハウス編集部のアイデア]
家電を見直して、家事の時間短縮を

ちょっと出費にはなりますが、家事や日常ルーティンの効率化を図るために家電を見直すのもおすすめ。近年すっかり人気が定着した調理家電、スロークッカーは、材料を入れてスイッチを入れるだけで煮込み料理ができる、 忙しいお母さんの味方。タイマーを設定していけば、帰ってくる頃には料理ができています。また、時間がかかるヘアドライヤーを大風量の速乾のものに買い替えるなんていうかなり小さなことでも、これまでかけていた時間を他のことに使えるようになったとの経験談もあり。見落としているようなところもまだまだ見直せるかもしれません。

※このページは「ライトハウス・ロサンゼルス版2019年3月1日号」掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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