ライアン・レイノルズ / Ryan Reynolds

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(2024年9月号掲載)

ラッキーガイな“俺ちゃん”!

ライアン・レイノルズと成田陽子さん

シリーズ第3弾『Deadpool & Wolverine(デッドプール&ウルヴァリン)』(2024)が晴れて完成したばかりか、興行収入でも数々の記録を樹立するという快挙を成し遂げたライアン・レイノルズ。同じカナダ生まれで、同じファーストネーム、同じようなグッドルックスを持ち、4歳ほどレイノルズが年上とはいえ、ほぼ同世代のためライアン・ゴズリングと間違えられることもあるが、ファンに間違えられてもサインするという優しさも持っている。
 
「家族向きのディズニー・スタジオが僕らのR指定の映画製作をOKしてくれたことに仰天し、めちゃめちゃにエキサイトして、よし!大きな賭けに出たディズニーにとってベストの結果を見せてやろうと燃えに燃えたね。ウルヴァリンは(映画『Logan(LOGAN/ローガン)』で)死んだけれど、演じているヒュー・ジャックマンとは親友と言える仲だし、復活してもらって共演するというとんでもないアイデアも通って、全てがラッキーだった。それにしてもヒューの演技がすごくて、怒り狂って飛びかかってくる場面では身の危険を感じてしまった。この作品には今までと打って変わった激しい業界ギャグをふんだんに取り入れ、絶対にこれしかないっていう信念を貫いたから、もう最高に満足して、チームに対しては感謝しかない」。
 
晴れやかな表情でそう語るライアンは、俳優業以外でもアルコールのジンの製造業、英国ウェールズのプロサッカークラブの共同オーナー、最近はF1チームのビジネスに参加したりと、新しいことに次々と挑戦するのが生きがいになっているようだ。
 
ライアンに初めて会ったのは『Blade: Trinity(ブレイド3)』(2004)の時。同じカナダ人の人気歌手アラニス・モリセットと婚約中だった当時、彼はまだ無名の新人で、ロサンゼルスに来てまだ5年目だった。「故郷のバンクーバーから運転してロサンゼルスにたどり着き、安いモーテルに泊まった翌朝、僕の愛車がドアまで剥ぎ取られる車上荒らしに遭った。それから4カ月間、ドアなしの車でオーディションに通ったものだ」と苦笑していた。
 
アラニス・モリセットとの破局後、スカーレット・ヨハンソンと結婚し、その次は『Green Lantern(グリーン・ランタン)』(2011)で共演したブレイク・ライヴリーと再婚(超絶美人ばかり!)。その後『Deadpool(デッドプール)』第1弾(2016)が大ヒットして、ブレイクとの間に子どもを4人授かるという、唖然とするぐらいラッキーなライアンなのである。

成田陽子

成田陽子
なりた・ようこ◎ゴールデングローブ賞を選ぶハリウッド外国人記者協会に属して30年余の老メンバー。東京生まれ、成蹊大学政経学部卒業。80年代から映画取材を始め、現在はインタビュー、セット訪問などマイペースで励行中。

※このページは「ライトハウス・カリフォルニア版 2024年9月号」掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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